〖知って得する!〗独立リーグのレベル、リーグ情報

目指せNPB!独立リーグは通過点 野球選手全般の授業

どうもてっちゃんです(^^)/

将来NPBを目指している選手からこんな質問がありました!

NPBを目指す上で独立リーグに入りたいのだけど独立リーグとはどんな場所なのか教えてほしい!どんなチームがあるのだろうか?

てっちゃん
てっちゃん

独立リーグってよく聞けど実際詳しいことを知らない人が多いよね!
独立リーグとは何なのか、独立リーグに入るうえで大事なことを説明していきましょう!


この記事を読めば独立リーグの事を詳しく知ることができ独立リーグに入ろうとしている方にとっては有益な情報を得ることができます!

あくまで僕が現役だった頃の話をしていきます!
僕自身独立リーグを離れて長いこと経ちますので今現在は多少の変化があるかもしれませんのでこの記事は参考までにお願いします(^^)


では本題に行きましょう!

独立リーグとは

独立リーグとは


まず独立リーグとは簡潔に言うと
地域社会に貢献しつつNPBになれる選手を育成する場所


地域社会に貢献というのは、まず独立リーグとはスポンサーがあって成り立つリーグなのです!
ユニフォームに会社名が入っている広告をよく見かけませんか?
ユニフォームに広告を入れることにより広告費という形でチームにお金を寄付してくれています!
なのでスポンサーさんのためにも、そして地元で応援してくれる方々のためにも頑張ろう!という意味も込めての「地域社会に貢献」のなのでしょう



独立リーグに所属している選手は全員が目指している場所、そこが「NPB」
どの選手に目標を質問しても返ってくる返事がNPBに行きたい!ただそれだけでしょう
逆にNPBを目指さないのであれば独立リーグで野球をやる必要はないです
それだけNPBを目指すことに特化された環境だと僕は思っています!
本当にNPBを目指したくて野球に集中したい人にはもってこいの環境です(^^)



現在日本独立リーグ野球機構に所属しているリーグは四国アイランドリーグplusルートインBCリーグなど様々なリーグが存在しています!
まずは各リーグ、チームを紹介していきます!

四国アイランドリーグplus

リーグ名は変わったりしていますがBCリーグ同様長い歴史があります!

所属チーム

・徳島インディゴソックス
・香川オリーブガイナーズ
・愛媛マンダリンパイレーツ
・高知ファイティングドッグス

四国4県からそれぞれチームを作り生まれたリーグで主に4チームの年間リーグ戦により順位を決めます


主なNPB入りした選手
角中勝也選手(ロッテ7位)
又吉克樹選手(中日2位)
岸潤一郎(西部8位)

ルートインBCリーグ

BCリーグ=ベースボールチャレンジリーグ

所属チーム(北区)

・福島レッドホープ
・群馬ダイヤモンドペガサス
・新潟アルビレックスBC
・信濃グランセローズ

所属チーム(南区)

・茨城アストロプラネッツ
・栃木ゴールデンブレーブス
・埼玉武蔵ヒートベアーズ
・神奈川フューチャードリームス


2021年までは上記のチームの他に西地区の滋賀、福井、富山、石川のチームが加入していましたが2022年より別リーグを立ち上げてそちらに加入しているようです


主なNPB入り選手
三ツ間卓也選手(中日育成3位)
長谷川凌汰選手(日ハム育成3位)
渡邉雄大選手(ソフトバンク育成6位)

日本海オセアンリーグ

2021年までBCリーグに加入していた4チームが所属している2022年より始動したリーグ

所属チーム

・滋賀GOブラックス
・石川ミリオンスターズ
・福井ネクサスエレファンツ
・富山GRNサンダーバーズ


BCリーグとは違い、年間公式戦50試合を行い平日のデーゲームの集客の少ない時間帯での試合をなくし土日に行う試合を基本とし1会場で2試合行うようです!
ファンからしても移動の時間が少なく土日の試合は嬉しいかもしれませんね!


主なNPB入り選手
和田康士郎選手(ロッテ育成1位)
湯浅京己選手(阪神6位)

さわかみ関西独立リーグ

関西で活動するリーグ

所属チーム

・堺シュライクス
・和歌山ファイティングバーズ
・06ブルズ
・兵庫ブレイバーズ


NPB入り選手
深江真登選手(オリックス5位)
福泉敬大選手(巨人育成3位)

北海道フロンティアリーグ

2022年より公式戦を開催した新リーグ
北海道内で立ち上げた複数チームでリーグ戦を行う

所属チーム

・石狩レッドフェニックス
・美唄ブラックダイヤモンズ
・士別サムライブレイズ


新しいリーグの今後の発展に期待ですね!
北海道にいる方は是非挑戦してみてください!


NPB入りした選手は現在いません

九州独立プロ野球リーグ

2021年より開催された若いリーグとなります
九州地方のチームでリーグ戦を行います

所属チーム

・火の国サラマンダーズ
・大分B-リングス
・福岡北九州フェニックス


ホリエモンこと堀江貴文氏が設立した福岡北九州フェニックスは一時期話題となりましたね!
2023年にはもう1球団追加される話もあり今後多きなリーグになりそうです


NPB入り選手
石森大誠選手(中日3位)

※琉球ブルーオーシャンズ

沖縄初のプロ野球チーム

独立リーグには所属していないためリーグ戦を行ってはいないがNPBの二軍や三軍、BCリーグ、九州独立リーグ、社会人クラブチーム等と試合をしているようです

NPB入りの選手はいません

独立リーグのレベルは低いのか?

独立リーグのレベルは低いのか


結論、現在の独立リーグのレベルは高いです!

独立リーグが設立した当初に比べると環境も選手も揃ってきて徐々にレベルが上がってきている印象を持ちます!

ではレベルが高くなったように感じた理由を説明していきましょう!

独立リーグのレベルが高いと思う理由①

理由①NPBへ入る選手が増加


独立リーグが設立したばかりの時はドラフトの指名で数人選ばれれば良いという感じだったが近年では独立リーグ全体で10人近く選ばれるなどNPB入りする選手が増えてきています!!


育成選手で指名されることが多いが将来性に期待されているということ
まず指名される時点でNPBで通用しそう、将来的に成長すれば通用すると見込まれている選手が選ばれているのでその選手が増えてきているということが独立リーグのレベルが上がっている証拠ですね!

独立リーグのレベルが高いと思う理由②

理由②NPBの2軍、3軍との試合で勝てる


独立リーグは年間スケジュールの中にNPBの二軍や三軍の選手たちと試合をすることがあります!
バッティング練習や守備練習を見ていてもさすがNPBの選手という打球や守備の動きをします
(一軍の選手は二軍の選手と比べても群を抜いておりその中でもレベルが一個上になるのがレギュラーになる選手なんだとか…。)


ただ独立リーグの選手も負けていません!!
試合をしても勝つことは珍しくありませんし全然引けを取らないプレーをします!
打撃力、守備力、投手力どれを見てもNPBの二軍、三軍の選手と比べて劣ることがない実力の持ち主が独立リーグには多く存在しています!


これが独立リーグのレベルが上がったと思われる理由です!

独立リーガーの絶対的目標

独立リーガーの目標



独立リーグに所属している選手の目標は何だと思いますか?
もちろんNPB入りをすることです!!


毎年10月に行われるドラフト会議で指名されることを目標に日々頑張っているはずです!
ですから逆にNPBを目標にしないで独立リーグに入っていれば間違いなく周りとの温度差を感じると思いますよ、周りはみんなNPBに入ることが目標ですから!


そしてNPB入りを目指さずに独立リーグで野球をしていても精神的に辛いと思います
お給料も生活ができる最低限くらいの額しかもらえないチームが多いですし、毎日必死に野球をやる上でNPBに入るという強い意志がなければ続かないでしょう


なのでNPB入りたい!!と強い意志がある選手にとっては一つの目標にひたすら突き進むしかないので野球に集中できて良い環境なはずです!!

独立リーグはあくまで通過点

独立リーグはあくまで通過点


独立リーグの選手は野球をやってお給料をもらえる立場になります
NPBの選手と比較対象にならないくらいの額ですが野球を仕事にしてお金をもらっている事実には変わりはありません、なので立場上「プロ」と言っても良いでしょう!


ただ「プロ」と言われるだけでまわりの人達は凄い!かっこいい!と言ってくれますよね
そこで気分が良くなり現状に満足してしまう、これが一番やってはいけないことです


僕もその立場になったことがあるので十分気持ちは理解できますが、そうなったときはもう一度自分に問いてみるといいかもしれません
「何を目標に野球を続けている?」
決して独立リーガーになることが目標ではないはずです!


もし独立リーグを目指している方、現在独立リーガーの方は絶対に忘れないでください!
目標はNPB、独立リーグはあくまで通過点!!

独立リーガーの生活

独立リーガーの生活


先ほどもお伝えしたように独立リーグとは10月に行われるドラフト会議で指名されることを目標に一年間戦い続けます


シーズン中はリーグ戦と練習を繰り返す日々です
ここで僕が現役時代の正直しんどかった生活を紹介しましょう!(笑)

てっちゃんのしんどいと思った独立リーグ生活

ビジターゲームのため昼に移動(移動時間5時間)

ナイターゲーム夕方6時プレイボール

試合終了が夜10時を回る

相手チームの球場が遠いため移動時間が5時間

帰ってきて家到着時刻が朝の4時

次の日はホームでのデイゲームのため朝7時集合(2時間睡眠)


この生活は本当にきつかったです(^^;
毎回ではないですけど時々このようなスケジュールがあり体的にもしんどかったです


現在の少数チームでのリーグ戦なのでこのような過密スケジュールにはならないと思いますが学生野球とは違いトーナメント戦ではなくリーグ戦なので試合が続き疲労もかなり溜まってくると思いますがこの生活はNPBに行ったとしても変わりはありません!


NPBの選手も年間を通して戦い続けていますよね!その予行練習だと思っていれば全然苦ではないですし、うまく体を休めるように生活できるようになると思います!!
なのでNPBに絶対に行くという強い志があれば厳しい環境になっても耐えることはできるはずです!


目指すは10月に行われるドラフト会議
そこで指名されるように頑張りましょう!!

独立リーグについての まとめ


独立リーグとはどんな場所なのか少しはわかって頂けたでしょうか?
楽な環境ではないですが自分の夢を追うためには厳しい環境でもやっていけるはずです!!


では今回の記事をまとめていきましょう!

まとめ

独立リーグとはどんな場所か

・独立リーグとは
地域社会に貢献しつつNPBになれる選手を育成する場所
様々なリーグがあり多くのチームが所属し今後も増えていきそう

・独立リーグのレベルは低いのか
レベルは年々高くなっている
NPBにドラフトで選ばれる選手が増え、NPBの二軍三軍との試合で互角に戦える

・独立リーガー絶対的の目標
全選手がNPB入る、10月のドラフト会議で指名される目標がある
NPBに入る目標があれば低月給や辛い環境も乗り越えられる

・独立リーグはあくまで通過点
プロという立場でも甘えてはいけない!目標はNPBに入ること
現状に満足して上を目指さなくなる、そんなときはなんで独立リーグに入ったのか考えよう

・独立リーガーの生活
自分の人生を野球に捧げる感覚になるほどのスケジュール
NPBに入ったとしても野球中心の生活は変わらない、NPBに入る前の予行練習!


独立リーグはNPBと同じでいつクビになるかわからない世界です
だからこそ毎日毎日が勝負なのです


それでも挑戦してみたいと思う方はぜひチャレンジしてみてください!!
僕は応援していますよ(^^)/
皆さんが明日には一歩でも成長できますように!


元プロ野球選手てっちゃん


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