ストレートが伸びる!?ピッチャーが歩幅を広げるメリット3選!

歩幅を広げる3つのメリット 得する知識の授業

どうもてっちゃんです(^^)/
今回も野球の知識、情報を得てレベルアップに繋げていきましょう!

この記事を見る人は

ピッチャーを守っているんだけど歩幅が広くなって良いことはあるの?
広いほうがいいならみんな広いほうがいいじゃん!

と思って見に来ている人がほとんどでしょう!

てっちゃん
てっちゃん

歩幅が広くなってピッチングが良くなるメリットを3選まとめてみました!
それに加え広げる際の注意点もありますので最後まで見ていってください(^^)/

では本題にいきましょう!!

ピッチャーが歩幅を広げるメリット①リリースポイントが変わる

前でリリースする投手

人間が直立でただ立っている場合と足を広げている場合とでは手の位置が変わりますよね?

それと同じように投球フォームでも歩幅が広いことによって手の位置が変わります!


手の位置が変わる=リリースポイントが変わる
ということになりますね!!


ではリリースポイントが変わって良くなることを見ていきましょう(^^)/

ボールを離す位置が打者寄りになる

歩幅が広くなった分リリースポイントが打者寄りで投げることができるのです!!


なぜこれが打者から見ると打ちにくいかというと
距離が近くなるからです

単純に考えると同じ力で20メートル先からボールが投げられるのと5メートル先から投げられる
事を比較すると遠いほうがタイミングが取れるぶん捕球しやすいですよね


あくまで例なので極端に説明しましたが
マウンドと打者間(18.44m)でボール1,2個分の差はかなり差が生じます

結果、打者寄りのリリースポイントはタイミングが取りづらくなるということで

最後の押し込みに繋がる

押し込めるということは
投げたい方向にちゃんと力を入れることができてるということです!


バッティングセンターに置いてあるマシーンは押し込みが弱いいわゆる「棒球(質の悪い球)」
押し込むことができると「生きた球(質の良い球)」になります

イメージは【かめ〇め波】【弓を撃つ】などで良いのではないでしょうか?


イメージは人それぞれかもしれませんが押し込む感覚を身につけましょう!!

ピッチャーが歩幅を広げるメリット②ホップするようなボールになる

ピッチャーが歩幅を広げるメリット②ホップしているようなボールになる

リリースポイントが高いところからのボール
リリースポイントが前から放たれるボール

そこにはどんな違いがあるでしょうか?
ボールの軌道がどのように変わるか説明していきましょう!
またお手本になるような選手もいますので併せて紹介します(^^)/

高いボールほど伸びる!

同じ力量のボールとして
〈身長が2mある選手ができるだけ高い所から投げる高めのボール〉
〈身長1m60cmの選手が低いリリースポイントで投げた高めのボール〉
間違いなく後者の投げるボールのほうが下から浮いてくるボールになる気がしますよね!!


打者から見るとかなり嫌な球の軌道になるはずです!!
「低めから伸びてくるボール」
良いですね!ピッチャーの目指すボールの一つですね(^^)


そんな理想ばかり求めてもできるわけがない!と思うかもしれませんが実際そのようなフォームで
投げていた選手もいたので投げることは可能なのです!


ただ体の強さと、柔軟性がないと投げられないフォームではあります
これについては後述します

お手本にするなら元西武ライオンズ多和田選手

出典 https://www.youtube.com/c/PacificLeagueTVofficial

2021年まで西武ライオンズに所属し2018年には年間16勝を挙げ最多勝利のタイトルを獲得した「多和田真三郎」選手をご存じでしょうか?

歩幅を広くして投げたい選手がいればぜひ参考にしてみてください!!

ピッチャーが歩幅を広げるメリット③ボールを長く持つことができる

ピッチャーが歩幅を広げるメリット③ボールを長く持つことができる

「球持ちが長い投手は打ちにくい」

わかってはいてもボールは手から離れていってしまうのが難点(^^;

ではなぜ球持ちが良い投手が存在するのだろうか
それについて詳しく見ていきましょう!!

体重移動が長くなる

体重移動が長いか長くないかでピッチャーとしての素質が見られるといってもいいでしょう


打ちにくい投手は投げる動作で
・振りかぶる
・足を上げる
・足を踏み込む、体重移動⇐ここが長い!!!
・投げる

足を踏み込んでから体重移動して投げるまでの間が長いんです!

打者からすると
「1.2.3!」
でタイミングを取りたいところを
「1.2ーーの.3!」
と嫌な間ができるわけです


だから嫌なタイミングでくるボールが速い球だと錯覚してしまうんです
これが球持ちが長くなる原理です!!!!

理想の投手は高橋(遥)選手、岩崎(優)選手

現阪神の2選手です!

2選手とも左投げの投手になってしまったのですが是非参考にしてほしい投手です!!


投げているボールで共通して言えることは

これだ!!!

・球速以上の速さを感じそう
・バッターがボールだと思った見送った球がストライクになることが多い
・高めの球で空振りが取れる


これだけ良い球が投げられるフォームなのに
なぜみんながやらないのかを次の章で説明していきます!!

歩幅を広げて投げられる人の条件

歩幅を広げて投げられる人の条件

打ちにくいフォームだけど
みんながみんなやってないのには理由があります!

人によってはやらないではなくできないのです

どんな条件があるのか、今の自分ではできそうなのか考えてみましょう(^^)/

歩幅を広げた状態で力が入るか

人それぞれ体の作りが違うし柔軟性も筋力も違う
それなのに無理して歩幅を広げても力が入らないだけです


まずは自分がどの歩幅なら力が一番入るか把握する必要があります!



力が入りやすい歩幅の調べ方は下記の記事で詳しく載せてますので
併せて読むとわかりやすいかと思います(^^)/



一番力が入るポジションはわかったでしょうか?
もしかしたら歩幅が広くなかったにしても自分の今までの投げ方と違っていたら
もっと良い球を投げるためのヒントになったかもしれませんね!!

下半身でどれだけ粘れるか

下半身が強く、体重中にどれだけ粘れるかも条件の一つです!!


強さと言ってもただ重いものを上げる強さではなく
足を広げた状態での強さです!

なので強さを求めるなら
ランジ系のトレーニングで鍛えましょう!!


足を広げた状態で強さが出るように意識してみましょう(^^)/

ここでのトレーニングはあくまで
「歩幅を広くして力が入るフォームを身に着けるため」
ですのでただのランジではなく一工夫加えると良いと思います!!
例)ランジをした状態でリリースをする時のように横に捻る動作を加える

これに限らずトレーニングも投げることに直結できると良いですね!!

歩幅は広くて投げられるなら良いが無理はしない!

歩幅は広くて投げられるなら良いが無理はしない!


歩幅が広くても力が入る柔軟性や筋力があるのなら是非挑戦してください!!


ただ体が固かったり筋力が不足してたりで力が入りにくい場合は
自分の力が入る位置で投げるようにしてください!!


それでも歩幅を広くして投げたいんだ!!という方は
毎日の柔軟とトレーニングを重ねて歩幅を広げても力が入る体を作っていきましょう(^^)/



身長が大きい人は歩幅が狭いほうが良い軌道で球が投げられる場合もあります!
どちらも良いところがあるということですね!!
物は試しともいいます!まずは行動することから始めましょう(^^)

まとめ

ではまとめていきましょう!!

今日のまとめ!

投球時における歩幅を広げるメリット

①リリースポイントが前になる
・ボールが離れる位置が打者寄りになり打ちにくくなる
・ボールを押し込めるようになる

②ホップする軌道になる
・高めの球ほどホップ成分が強くなる
・ボールとストライクの判断が難しくなる

③球持ちが長くなる
・打者のタイミングが取りづらくなる


以上が歩幅を広げた時のメリットです!

ただ歩幅は広げれば良いわけではないのであくまで自分のできる範囲で投球フォーム
を作っていきましょう!!
歩幅は関係なく柔軟やトレーニングは日々欠かせないものですので習慣にしてください!!

今からでも一歩ずつ成長していきましょう!
以上、てっちゃんからでした(^^)/

元プロ野球選手てっちゃん


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