どうもてっちゃんです(^^)/
野球のレベルアップのための勉強をしていきましょう!
中学生の軟式野球から高校生の硬式野球に変わるお子さんがいる親御様からこんな質問がありました!

投手を守っていて4月から高校生になる息子がいるのですが軟式ボールから硬式ボールの違いに対応できるか不安です。
どのような違いがあるか、どのようにすれば硬式ボールでもコントロールが良くなるのか教えていただけると幸いです、お願いしますm(__)m

結論から申し上げます!
まず軟式ボールから硬式ボールに変わりボールの質、重さ、硬さ、大きさが変わります!
ボールの変化に伴いコントロールするのが難しいと考えている方もいますがそれは違います!
軟式ボールも硬式ボールもコントロールをするポイントは同じだからです!
この記事を読むことで
・ボールの変わるタイミング
・軟式ボールと硬式ボールの違い
・硬式ボールに変わるとコントロールに影響が出るのか
・コントロールを良くするポイント
を学ぶことができます!
元々硬式野球をやっていた選手に遅れを取るのではないかと心配する気持ちはわかります
ただこの記事を読んでボールの違い、コントロールの知識があるだけで焦る必要はなくなります!!
では本題にいきましょう!!
軟式ボールから硬式ボールに変わるタイミング

まずはボールが変わるタイミングを簡潔にお伝えします!
各選手によりタイミングは異なると思いますが主に小学生、中学生からやる場合はクラブチームに入団したタイミングになりますね!
遅くても高校生から硬式野球を始めるのが基本でしょう
(中には高校でも軟式野球がある高校もあるのであくまで硬式野球をやりたい場合です)
硬式野球を早めに始めておきたい方はクラブチームもあることを知っておく程度で良いでしょう!
軟式球と硬式球の違い

次に軟式ボールと硬式ボールの違いについて詳しく知っておきましょう!
ボールは見た目だけでなく様々な点で違いがあります
この違いで小学生から硬式ボールで野球をすると危ないと考える方もいると思います!
僕も初めて硬式ボールを触った時はプロも使っているボールを持ったドキドキ、ワクワクと併せてこんな石みたいな危ないボール使っているのか!と衝撃を受けた記憶があります(笑)
ボールについてわかっている方は次の項目まで飛ばしてください!!
質の違い
まずボールの表面からです!
軟式ボールはゴムでできているのに比べ硬式ボールは革です!
これが大きな変化でしょう
ここでボールを投げる時に戸惑うのはゴムと革による滑り方の違いです!
革のボールは初めて投げるとかなりすべる感覚があり、抜けて暴投した覚えもあります
汗や雨などで濡れた硬式ボールはより滑るようになります!
それに比べゴムである軟式ボールの場合あまり気にならないような気がしますね!
重さの違い
軟式ボールでよく使われるボールはM号、J号(ジュニア用)でその重さは
軟式M号…136.2~139.8g
軟式 J号…128.2~131.8g
になりそれに比べ硬式ボールは統一して
硬式ボール…141.7~148.8g
となっております
数字だけ見るとそんなに大差がないように思いますがボールを持てばわかります
かなり重く感じるんです!!
この変化がコントロールに影響するかは人それぞれかもしれないですけど僕はかなり違和感があり最初は投げにくかったです(^^;
あと重くなった分、肩や肘にかかる負担も大きくなるので正しい投球フォームで投げないと怪我のリスクも大きくなるというのがボールの違いでの変化でしょう!
硬さの違い
ボール自体の中身が大きく変わっているのですが説明してもわかりにくいですよね(^^;
なので簡単に説明します!
軟式ボール…ゴム、柔らかい
硬式ボール…見た目は革だけど硬い、石
このくらいならわかりやすいですよね!(笑)
ボールが硬くなった分気をつけましょう!
顔に当たれば軟式以上に危ないですし痛いだけでは済まなくなる可能性もあります
実際僕は顔に当たりましたしデッドボールで歩けなくなったこともあるので本当に注意してもらいたいです!!
硬さに関しては投げるうえで影響はあまりないように感じましたね!
大きさの違い
最後にボールの大きさの違いです!
ボールの直径が
軟式M号…71.5~72.5mm
軟式 J号…68.5~69.5mm
硬式ボール…72.9~74.8mm
となっております!
ボールの大きさもコントロールに影響は出てきますが成長と共に手も大きくなるので対策が難しいところです
手が大きくなってもコントロールが良くならないという方はそれ以外に原因があるはずです!
以上がボールの違いについての説明でした!
では次の項目にいきましょう!!
なぜ球の違いでコントロールに影響するのか

ボールの質、重さ、硬さ、大きさが違うことがわかりましたね!
ボールの変化によりコントロールを悪くしている原因を追究していきましょう!
原因が分かれば対策が見つかります!
基本的に以下の3つが原因になると思われます!
原因①手先でコントロールしようとする
ボールの重さが変わり軟式ボールと同じ感覚で投げようとすると抜けてしまったり思うようにコントロールができない時が投げ始めは特にあります
そこで一番やってはいけないことが手先だけでコントロールをすること!
コントロールは手先で調整してしまうとその場しのぎで良くなっているように感じても、力を入れて投げようとしたときや力をセーブして投げようとしたときにコントロールが効かなくなります
それに自分の中で「これを意識すればコントロールがまとまる」という基準を作らなければ日による調子の変化にも対応できなくなります
だからコントロールは手先でやるのではなくフォーム全体でボールをコントロールするのです!!
原因②リリースポイントが変わっている
ボールの重さや滑りやすさなどから無意識にリリースポイントが変わっている可能性があります!
ボールをコントロールするのに毎回リリースポイントが同じであることが大事なことの1つとして挙げられますね!
なのでボールの少しの変化によってリリースポイントがずれているのも原因の1つと考えられますね
リリースポイントは手先の間隔で覚えるというよりも体で覚えるのが一番良いです!
なのでネットスローやキャッチボールなど数をこなして体で覚えればコントロールは必然的に良くなっていきます!!
原因③ボールに慣れていない
最後の原因としてボールの触れた感覚に慣れていないことです!
当たり前ですけど数日投げただけで感覚には慣れません
だったらボールに触れている時間を増やすしかありませんよね!
暇さえあればボールを握ったりとにかくボールに触っている感覚を手に馴染ませるんです!
古典的な考えかと思われますがトレーニングなどと違いこればっかりは感覚の問題なのでこの方法が一番ボールの間隔に慣れますね!
慣れてくれば投げるボールも変わってきます!
コントロールを良くするには練習も必要だけどボールを触っているだけという地味な練習も必要だということですね(^^)/
では次の項目にいきましょう!
コントロールを良くするポイントは硬式ボールでも変わらない

ボールが変わりコントロールが悪くなる原因がボールだけに目がいきがちですがそれはボールを多く触ったり数をこなしていくうちに対応はできてきます
それでもコントロールが良くならない方はそもそも意識するポイントが違うのかもしれません
なぜなら軟式ボールでも硬式ボールでも投げ方は変わらないからです!!
投げ方が同じということはコントロールを良くするために意識するポイントが同じということです!
ではその「コントロールが良くなる意識するポイント」を3つにまとめたので見ていきましょう!
コントロールが良くなる意識するポイント3選
①足の位置
踏み出す足の位置が毎回同じでないとフォームに多少のずれが出てしまいコントロールがまとまらなくなります
それが6歩なのか5歩半なのかそれ以外なのかはわかりませんが自分に合う歩幅を見つけ毎回同じ位置に足が踏み出せるように練習していきましょう!
②テイクバック
踏み出す足が着地した時点でテイクバックがしっかり上がっている状態でないとボールをコントロールするのは難しいです!
そしてテイクバックがうまくできていないと肩、肘に負担がかかるようになるので怪我にも繋がりやすいです
テイクバックは踏み出しの足が着地した時点では上がって、あとは体を回転すれば投げれる状態を作りましょう!
③リリースポイント
「リリースポイント」に関してはボールが変わってから一番影響が出るでしょう
ボールが変わってほとんどの人が自分の思っている以上に早く放してしまっているのが原因でボールが抜けるという現象になっているのです
なのでネットスローやキャッチボールで意識してボールが抜けないように意識的に前で放す必要がありますね!
参考になりそうな記事を出しておくので併せて読んでみてください!
軟式、硬式ボールの違いによるコントロールの変化 まとめ

軟式ボールと硬式ボールでボールは変わってもコントロールを良くするために意識するポイントは変わらないというのがわかりましたね!
では今回の記事をまとめていきましょう!!
軟式、硬式ボールの違いによるコントロールの変化
軟式と硬式ボールでは表面の質、重さ、硬さ、大きさが変わり投げ始めはコントロールをするのが難しい人もいる
コントロールが悪くなる原因
①手先でコントロールしている
②リリースポイントが変わっている
③ボールに慣れていない
→ボールの変化は慣れれば大丈夫、大事なのは投げる時の意識するポイント
コントロールが良くなる意識するポイント
①足の位置…毎回同じ位置に踏み出す
②テイクバック…踏み出す足が着地したときにはテイクバックができている状態にする
③リリースポイント…ボールを放す位置が毎回同じになるようにする
軟式ボールから硬式ボールに変わる不安はあるでしょう!
ただ意識するポイントを押さえておけばコントロールは大丈夫です!!
あなたが昨日の自分より一歩でも成長できるようにサポートしていきます!
以上、てっちゃんからでした(^^)/
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