知らないと損する!プレートの使い方だけで打者を抑える!?

プレートの使い方で投球が変わる 得する知識の授業

どうもてっちゃんです(^^)/

ピッチャーをやっている選手の親御様からこのような質問がありました!

ピッチャーをやっている小学生の親です!
マウンド上にピッチャーが使うプレートについての質問なのですが、両端のどちらから投げるのが正解というのはあるのでしょうか?
そして投げる位置が変わることによるピッチングの変化があれば知りたいです!

てっちゃん
てっちゃん

結論、正解はありません!!
自分の投げやすい位置、自分の理想のピッチングができる位置で投げるのが良いでしょう!!
ただプレートの位置によって投球に変化が起きるのは事実です!
中には1球ごとに投げる位置を変える上級者もいますがそれにはメリットデメリットもあるので詳しく説明していきます!



この記事を読むことにより
・プレートの使い方
・プレートの位置を変えて投げたときの投球の変化
・プレートの位置を変えて投げるメリットデメリット

を知ることができます!!


指導者の方やお子さんに野球を教えたい親御様にもタメになる内容になっているので是非最後まで読んでみてください(^^)
では本題にいきましょう!!

ピッチャーズプレートとは

ピッチャーズプレートとは

まずマウンド上にあるピッチャーズプレートについての説明です


ピッチャーズプレートの大きさは
一般、プロ用…縦6インチ(15.2㎝)横24インチ(61㎝)
少年野球用…縦5インチ(13㎝)横20インチ(51㎝)

野球のルールとして投球モーション時に足がこのピッチャーズプレートに触れていなければりません


今回の記事はプレートの約50㎝~60㎝しかない横幅の中で自分の投球を見つけよう!ということです


お伝えしたいことはこの2,3足分しかないプレートの幅を目一杯使うことによって投球に大きな変化があり、間違いなく打者から見ても打ちにくい球を投げられるようになるということです!!

投球の幅を広げるプレートの使い方

投球の幅を広げるプレートの使い方

先ほどもお伝えしましたようにプレートの幅は約50㎝~60㎝しかありませんが使い方を変えれば70㎝でも80㎝にもなるということです!!


「足が全部プレートの幅に収まっていなければルール違反」ではありません!
「投球モーションでプレートから足が離れてはいけない」なので簡単に説明すればつま先がプレートに触れていればいいのです!!
※踵は動きやすくプレートから離れやすいので踵だけで触れる考えはおすすめしません


左投手なら3塁側から、右投手なら1塁側からより幅広く投げられることになります!!


それを踏まえてプレートの両端で投げることによる投球の変化について説明していきます!!

利き手側端いっぱいから投げる

プレートの利き手側いっぱいからの投球とは
右投げ…3塁側
左投げ…1塁側
になりますがプレートの端につま先が掛かるくらいが良いでしょう!


このプレートの使い方だと
右投手…左打者へのインコース
左投手…右打者へのインコース
が有効的になります!
プレートの端から投げることでより角度がつくからです!!
いわゆるクロスファイヤーというものですね


特にこの使い方を勧めたいのはサイドスローの投手です!

サイドスローの投手がより角度をつけることにより
・ボールが背中側からくる
・スライダーがより曲がる
など自分の投げ方に強みが増してきます!!


サイドスローでなくても横の角度をつけた投球をしたい方にこのプレートの使い方は勧めます!

グローブ側端いっぱいから投げる


プレートのグローブ側いっぱいからの投球とは
右投手…1塁側
左投手…3塁側
からの投球になります!

このプレートの使い方でつま先を掛けるようにすればプレートの外に体が出るほど幅広く使うことができます!


このプレートの使い方だと
右投手…右打者へのインコース
左投手…左打者へのインコース
が有効的になります!
右投手対右打者、左投手対左打者では自分に向かってくる球はあまり見慣れていないからです!


このプレートの使い方をする投手はシュート系の球を投げる人が多いですね!
意図的にシュートを投げる
ナチュラルにシュート回転のストレートを投げる
そんな投手が多いイメージです
より打者のインコースをえぐるような球を投げるためですね!!

高難度のプレートの使い方

難易度の高いプレートの使い方


難易度の高いプレートの使い方とは
1球ごと打者ごとにプレートの立ち位置を変えて投げるです


おそらくこの使い方をする投手は数少ないと思います!
理由はこれらに限りますね
・難しい
・メリットもあるがデメリットも伴う
・難易度が高いので教える人が少ない


しかしプロ野球選手の中にもこのプレートの使い方をする器用な投手もいます!!
もしこの技術を身に着けることができれば強力な武器になるはずです!!

では難易度の高いプレート使い方について詳しく説明していきます

なぜプレートの立ち位置を変えて投げるのは難しいのか


まず投手というのは繊細な生き物という前提で話をしていきます
繊細というのは指先の感覚が優れていたり視覚の変化に敏感という意味です


プレートの立ち位置を変えて投げると難易度が高くなる理由として
・マウンド上の穴の掘れ具合が変わる
・プレートの端から端の移動でもかなりの視覚の変化がある
・コースの投げ分けの感覚が変わる
・球審の視覚変化もある(ストライク、ボールの判定も難しくなる)
これらが挙げられますね

では以上の難易度が高くなる理由を踏まえてデメリットとメリットを知りましょう!!

高難度プレートの使い方 デメリット

①コントロールが悪くなる
1球ごとにプレートの位置や景色が変わることでフォームにばらつきが出る可能性があるからです
投手は同じ投球フォーム、同じリリースポイント、同じ歩幅、同じ力の加減で投げる等同じ条件が揃うことで球をコントロールするのが一般的です
特にプレートの立ち位置を変えることでマウンド上の穴の掘れ方が変わることも原因の1つです
固いマウンドなら大丈夫でしょうけど柔らかいマウンドだと掘れている部分と掘れていない部分での差が大きいためコントロールするのがより難しくなります


②投球フォームがばらつく
フォームがばらつくことで怪我する可能性がある
コントロールの件でも言ったように投球フォームが崩れるということは投手にとって命とりです
そして投球フォームが崩れると意識していないところに力が入ったり気付かないうちに腕や肘の位置が下がったり、怪我をするリスクもあるということですね!

高難度プレートの使い方 メリット

①球の軌道が変わって打ちにくい
プレートの端から端まで使い1球ごとに変えると狙い球が絞りにくくなります
例えば右打者のアウトコースに投げるストレートを投げるとして投手は同じコース、同じ球種を投げていてもプレートの立ち位置を変えて投げるだけで打者から見ると全然違う角度になりかなり打ちにくくなります
それがインコース、アウトコース、高低、変化球の組み合わせがあるので的が絞りづらく打者からすると「嫌な投手」になるということです!!


②配球の幅が広がる
単純に「今までの配球×プレートの立ち位置」の配球パターンになる
プレートの端から端での2パターンでの投球だけでも同じコース、球種でも打者から見たら全然違う球に見えるということは投げる側も別物だと考えてもいいのです
今までの配球よりもっと幅広くなりそうですね!
そして配球パターンが増えれば打者が嫌がる球種も増える可能性があるので投手からすると有利になります!
実戦で投げながら打者の反応を見て嫌なコース、球種を見つけていきましょう!

ピッチャーズプレートの使い方 まとめ

ピッチャーズプレートの使い方 まとめ



では今回の記事をまとめていきましょう!


まとめ

投球幅を広げるピッチャーズプレートの使い方

・利き手側いっぱいから投げる
右投手対左打者、左投手対右打者のインコースを投げる時の角度がよりつく

・グローブ側いっぱいから投げる(つま先がプレートの端に当たるまで広く使うとより効果的)

右投手対右打者、左投手対左打者でのインコースを投げると自分に向かってくるようんな軌道になり打ちにくい、特にシュート系の球を投げる投手に有効

・1球ごと打者ごとにプレートの立ち位置を変える

プレートの立ち位置を変えることにより景色やマウンドの掘れ具合も変わるため難易度が高い
〈デメリット〉
①コントロールが悪くなる
②フォームがばらつく
〈メリット〉
①球の軌道が変わって打ちにくい
②配球の幅が広がる



以上が今回の記事のまとめです!
あなたの成長を手助けできると嬉しいです(^^♪


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以上、てっちゃんからでした(^^)/



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